DJI 技術情報~送信機の特性で選ぶPhantom4 PRO V2.0シリーズ~ - 全国 | DJI他ドローン専門卸販売「ポラリスエクスポート」

DJI 技術情報~送信機の特性で選ぶPhantom4 PRO V2.0シリーズ~

現在好評発売中の、最新版「PHANTOM4 PRO V2.0シリーズ」は送信機の違いにより2種類販売されているのは皆さまご存知かと思います。

では、どちらが皆様にとって使い勝手が良いのでしょうか? 機能面などの違いを比べ、皆様にとってどちらが買いか検証していきましょう!

まずは、「PHANTOM4 PRO+ V2.0」(モニター付き)から探っていきましょう。

送信機一体型のモニターは高輝度タイプで、屋外でも見やすいのが特徴です。さらにアンドロイド端末が内装されスマートフォンと同じように扱うことが可能です。

あらかじめ専用アプリはインストールされておりますのでスマホなど少し扱いが苦手・・そんな方にも問題なく使用して頂けます。

スマートフォンなどをお持ちでない方や、ドローン用にモニターを用意したい!という方にはおススメです!

また、電源は大容量の送信機バッテリーから給電しているためいちいち充電する手間も省けます。

注意が必要なのは、スマホやタブレットなどと違い電話回線などの接続が無いために、ログイン時やファームウェアのアップデートの際にはWiFiなどに接続が必要になります。

もちろん屋外でもスマホからのテザリング機能や携帯用WiFiなどがあれば対応可能です。

 

違いはモニターだけではありません!

送信機背面のモジュールにはHDMI出力端子が標準で付属しており、送信機から外部モニターに映像出力することが可能です。

これにより、パイロット以外の方にモニターで映像を見せたり使い勝手は様々です。

また、SDカードスロットも付属しており映像を現場で送信機ディスプレイで確認したりすることが可能になっております。

従来型の「PHANTOM4 PRO」(モニター無し)の送信機も背面部モジュールをHDMIモジュールという部品に交換することで映像出力は可能でしたが、今現在は「PHANTOM4 PRO V2.0」には未対応のため、PHANTOM4 PRO+ V2.0だけが備えている機能となっております。

つまりモニター付き送信機に関しては、別途モニター用端末など用意する必要がなく現場での準備の手間の無さや、映像の出力ができるなど付加価値の付いた仕様となっています。高性能でどなたでも扱いやすい!

そんな感じでしょうか・・

一方、「PHANTOM4 PRO V2.0」(モニター無し)はどうでしょうか?
こちらの特長は、皆様の使い慣れたスマホやI Padなどの大きな端末まで使えること!

撮影現場で、少しでも大きな画像で確認しながら撮影したい方にはタブレットの使用が必須です。

最大で約17cmまで伸びるタブレットホルダーを装備しているため、皆様のお好みのサイズのモニターを作り上げることが出来ます。

また、I padを使用した際に、大きな選択肢の理由の一つがI Pad専用アプリ「GS PRO」が利用できることです。

この「GS PRO」アプリを使用することで、あらかじめプログラミングした自動航行が可能になるのです。

この自動航行は、決められた軌跡や間隔で写真撮影などが必要な測量業務などには必須の機能です。

業務利用の幅として、産業用途に適した自動航行機能が使えるモニター無しタイプ。

こちらも、選択時の参考として頂きたいです。

今回は、「PHANTOM4 PRO V2.0シリーズ」の送信機の違いを紹介させて頂きました。

皆様の機体選びの参考に少しでもお役に立てれば幸いです。