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DJI 新製品情報〜Ronin-SC発表 ミラーレス機特化のカメラジンバル〜

この度、DJIよりミラーレスカメラに特化したカメラジンバル 「Ronin-SC」を発表しました。
当ニュースでは、この新製品の特徴点をRonin-Sと比較していきながら紹介していきます。


ミラーレスカメラに特化したRonin-SC
Ronin-SC本体写真

現在カメラ業界は過渡期にあります。これまでは一眼カメラが絶大的な支持を得ていたカメラ業界でしたが、昨今のデジタル技術の発展によりミラーレスカメラが目覚ましい勢いで進化しています。ここ数年でミラーレスカメラのブームが起きており、有名カメラメーカーがこぞってミラーレスカメラを発表・発売しています。ここまでミラーレスカメラが受け入れられている背景としては、ミラーレスカメラが一眼カメラと比べて小型軽量であることや、連写性能が向上していること、録画性能も向上していることなどが挙げられます。

特にミラーレスカメラが小型軽量であることは、Ronin-SCが開発されるきっかけともなる特徴点です。一般的には機材が大きければ大きいほど、また重ければ重いほど、カメラを安定するのに必要となるカメラジンバルは大きくなります。ミラーレスカメラは先述の通り、一眼カメラよりも小型で軽量です。そのため、カメラを安定するためのカメラジンバルも小さいもので十分となります。そこでDJIはミラーレスカメラ専用のカメラジンバルとしてRonin-SCを発売しました。


40%軽量化、大きさもコンパクトサイズに
Ronin-SCサイズ

Ronin-SCはミラーレスカメラ専用であることから、Ronin-Sと比べて一回り小さいカメラジンバルとなっています。Ronin-Sの本体重量が1.84kgであったのに対して、Ronin-SCは1.1kgと40%軽くなっています。さらに、重量だけでなくカメラジンバルのサイズそのものも一回り小さい設計となっています。軽いミラーレスカメラと合わせればブログ撮影や、短編映画の撮影、ロケ撮影のハードルがこれまで以上に下がります。


各社ミラーレスカメラに対応、ただしレンズは注意が必要
Ronin-SCとカメラ

Ronin-SCは2.0kgまで搭載することができます。この2.0kgにはカメラ本体はもちろん、レンズ、さらにはスマートフォンを取り付ける場合はスマートフォンの重さ全て合わせて2.0kg以内でなければいけません。また、搭載するカメラは370*165*150mm以内でなければ、ジンバル部分に取り付けることができません。これらの条件を満たすカメラであれば、基本的にはRonin-SCに搭載できます。

ただしレンズに関して一つ留意点があります。重いレンズを使用すると、機材の重心とジンバル機構の中心を合わせる際に、機材とジンバル機構そのものが干渉する可能性があります。そのため場合によってはカウンターウェイトを用意してカメラ側に取り付ける必要があります。

対応カメラとレンズと組み合わせはここから確認できます。(英語)


機能面の向上、自動追尾機能が利用可能に
Ronin-SCアプリ

RoninーSCの改善点は重量とサイズだけではありません。制御アプリもRonin-SCの発売に合わせて強化されており、なんとActiveTrack3.0を使うことができます。DJI製ドローンやOSMOシリーズでおなじみのActiveTrackを用いれば、被写体をアプリ上で設定するだけで、カメラジンバルが被写体を自動的に追尾してくれます。この機能はこれまで、Roninシリーズでは実装されていませんでした。その理由としてアプリと搭載カメラを連動する方法がなかったことにあります。今回のRonin-SCではカメラの上部(ホットシュー)にスマートフォンを取り付け、スマートフォンのレンズを使って擬似的に被写体を自動追尾する手法となっています。


Ronin-Sの特徴点は健在
Ronin-SCアプリ

RoninーSがリリースされた当時にも話題になったパン軸の無限回転やカメラ内蔵ディスプレイをふさがないロール軸アーム、長時間ライフバッテリー(11時間)、自動撮影機能などは全てRonin-SCにも引き継がれています。バッテリーライフはRonin-Sが12時間だったのに比べてRonin-SCは11時間と1時間短くなっていますが、40%の軽量化を考えると十分な駆動時間だと言えます。自動撮影機能もおなじみのパノラマやタイムラプス、モーションタイムラプス、モーションコントオールなどをお楽しめいただけます。


二つの販売セット

RoninーSCには二つの販売セットがあります。プロコンボセットにはフォーカスを操作するためのモーターやホイールが付属し、電子的にフォーカスを合わせられないレンズを用いる場合に最適です。

通常セット

通常セット
通常セットの同梱物

基本的なセットです。ジンバルやグリップ、プラスチック製の三脚、クイックリリースプレート、スマートフォンホルダーなどが含まれています。

プロコンボセット

プロセット
通常セットの同梱物

通常セットの同梱物に加えて、フォーカスホイールを操作するためのモーターやホイールなどが付属します。


終わりに

Ronin-SCにはこの記事で紹介した点以外にも様々な変化が加えられていますが、その中でも特に特徴的な機能に的を絞って紹介させていただきました。ポラリスエクスポートではこちらの商品をオンラインショップにて販売中です。気になる方はぜひご検討ください。

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商品コード 商品名 販売価格(税別)
DJI-RONINSC-C1 DJI Ronin-SC Pro Combo 57,500円
DJI-MANIFOLD2-K1 DJI-RONINSC-K1 47,500円

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