先日DJIより発売された赤外線カメラ「ZenmuseXT2」まさに産業界に革命を起こすツールの一つ。
インフラ点検や、各種検査、調査などその可能性はまさに無限大と言えます。
その進化は先代の「ZenmuseXT」から、ユーザーのあったらいいなという希望を実現しています。
FLIR System社と共同開発の「ZenmuseXT2」は赤外線カメラに加え、並列配列された4Kビデオ可視カメラによりサーマル画像と
可視画像をリアルタイムに確認・保存することが出来ます。
よって、サーマル画像とカメラを取り換えて可視画像を取る必要がなくなり。作業効率が大幅にアップしています。
保護等級IP44レベルの防水性を備えるためMatrice200シリーズなどと合わせれば、急な雨などでも安全に機体を回収することが可能です。
特筆すべきは、進化したアプリ機能です。「FLIR MSX」技術によりサーマル画像と可視画像とを合わせて表示させる機能を使えば、
通常温度変化のみ表示され若干見にくい画像が可視画像と合成されることにより、よりはっきりと対象物を認識できるようになります。
また、設定した温度異常の箇所を検知すると通知されたり、温度を基準に追跡する機能など使い方はありとあらゆる業種に対応できるのではないでしょうか?
ラインナップは下記の通り、レンズの焦点距離や解像度、フレームレートなどで多種用意されています。
比較的近距離から広い範囲を検査したい場合は、9mmなど焦点距離の短いタイプを選択します。
逆に近づけない距離を持った点検などの場合、焦点距離の長いタイプがマッチすると思います。
今現在、点検業務等の効率化などお考えの皆様。
ぜひ、DJI「ZenmuseXT2」の導入をご検討ください。
Model Code | レンズ | 解像度 | フレームレート |
---|---|---|---|
ZXT2B09SR | 9 | 336×256 | 9Hz |
ZXT2B09FR | 30Hz | ||
ZXT2B13SR | 13 | 336×256 | 9Hz |
ZXT2B13FR | 30Hz | ||
ZXT2A13SR | 640×512 | 9Hz | |
ZXT2A13FR | 30Hz | ||
ZXT2B19SR | 19 | 336×256 | 9Hz |
ZXT2B19FR | 30Hz | ||
ZXT2A19SR | 640×512 | 9Hz | |
ZXT2A19FR | 30Hz | ||
ZXT2A25SR | 25 | 640×512 | 9Hz |
ZXT2A25FR | 30Hz |