今回は安全対策としてGPS機能を解除させて、ATTI・
ドローンの多くは、GPS機能が付いている事で誰でも簡単に飛ばせる事ができます。
しかし、GPS機能に不具合が生じた場合、多くの方が何も出来ず墜落させてしまうケースが増えています。
機体の破損だけで済むケースもあれば、場合によっては大事故にも繋がり兼ねません。
そこで今回はGPSに不具合が生じた場合の回避方法・安全対策としてATTIモード・マニュアルモードをご紹介させて頂きます。
PCアシスタントを使用することでPhantom2シリーズの機体は、GPS・ATTI・マニュアルモードを送信機右上のスイッチに割り当てる事ができます。
スイッチの割り当ては、PhantomモードからNAZA-Mモードに切り替えることで設定できます。
GPS >=自律安定制御(機体制御に加えGPSにより機体の位置を補正)
ATTI >=姿勢安定制御(ピッチ・ロール・ヨー・垂直方向のみ制御)
マニュアル>=姿勢制御(ピッチ・ロール・ヨー方向のみ制御)
<ATTIモードについて>
ATTIモードでは、位置補正は無く、風等の影響により機体の位置はズレてしまいます。極端に安定性が悪くなる感じではありませんが、大きく違いを感じたのは機体を移動させて止めた際に、GPSモードの倍以上機体が大きく流れてから停止します。この辺りは、ある程度予測した操縦が必要です。
<マニュアルモードについて>
マニュアルモードでは、 率直に言えば通常のRCヘリコプターと同じような挙動で、 機体が大きくズレやすく休むことなく操縦しなければなりません。 また、送信機の入力打に対し機体が加速していく動きになるため、 ポイントを狙うような飛行には高度な操縦技術が必要になります。
GPSに不具合が起きコントロール不能に陥ってしまた場合、ATTIまたはマニュアルに切り替えることで、機体のコントロールが回復し事故を最小限に抑える事ができ、最低でもATTIモードでの飛行技術を身に着ける必要があります。
ただATTIモードでも回避しない場合は、マニュアルモードへの切り替えも必要となり、どのモードでも確実に飛行できる事がベストだと思います。
ただATTIモードでも回避しない場合は、マニュアルモードへの切り替えも必要となり、どのモードでも確実に飛行できる事がベストだと思います。
GPSモードは素晴らしい機能ではありますが、GPSモードだけで「ドローンを飛ばせます!」という事はある意味非常に危険です。
ドローンをより安全に楽しむには、プロショップ指導の下で自在に飛ばせる操縦技術(マニュアルモードでも)を訓練して頂きたいと思います。