今回は、DJIドローンの最大の利用目的である動画撮影時の解像度設定やSDカードについての初級編をご説明していきます。
一般的にはDJIドローンでは、動画撮影時のほとんどがフルHDや4Kサイズでの撮影が多いと思います。
まずフルHDや4Kとは、撮影する画面解像度のことです。
フルHD=1920×1080ピクセル 4K=3840×2160ピクセル
簡単に表現するとこの数値が大きい方が、映像が大きくきめ細かく高画質となります。
DJI GOアプリでは下記のカメラ設定内にて選択します。
解像度の次に設定するのが、30fps・60fps・・などのフレームレートです。
これは、動画1秒間あたりのコマ数になります。
30fpsでは1秒間に30枚写真を撮影することになります。これをパラパラ漫画のように見るのが動画です。
つまり数値が大きいほど滑らかな動画になり、スピードの速い物を撮影する際に適しています。
また、スローモーションで再生した場合にもコマ数が多いほど滑らかに再生ができます。
ただし、ピクセル数やフレームレートを大きくすると保存データ容量などが増えるので注意が必要です。
そこで、重要なのがSDカードの選択です。
SDカードの中でもDJIドローンではマイクロSDカードを使用します。
大きく分類されるのは容量で、16・32・64・128GBが使用可能です。
こちらも数字が大きいものほど長時間の動画を保存することが可能です。
つまり撮影したい解像度や、フレームレートなどを考慮しSDカードの容量も選択する余地があります。
実際に解像度とフレームレートの組み合わせで収録時間は大きく変わりますので、
実際に使用する組み合わせでテストし事前に収録可能時間をつかんでおくのも重要ですね。
DJIドローンでは、容量のほかにSDカードの動画撮影の指標となるスピードクラスで「クラス10」以上のものを推奨しております。
あと、録画した映像をPCで処理する際にも大きな動画はPCのスペックを要します。
一般的なPCで動画編集など行うにはフルHDでの撮影が良いのではないでしょうか。
今回は、撮影時の基本となる解像度とSDカードに関してお伝えしました。
これから空撮を始められる方に少しでも参考になれば幸いです。